PLENUE S用 3.5mm4極→2.5mm4極変換ケーブルを自作
PLENUE Sには3.5mm4極のバランス接続ができますが、3.5mm4極のリケーブルなんてほぼ売ってません
去年、11月11日のAliexpressのセールでケーブルを買う際に2.5mm4極しか選べなかったのでやっぱり変換するものを持っておいた方が良いなと思い、自作することにしました。
「このイヤホン、ヘッドホンには○○のケーブルが相性良いですよ!」
という情報があっても3.5mm4極のプラグじゃないからリケーブルできないじゃん!
2.5mm4極からプラグ付け直すの面倒だ!
といった理由でPLENUE Sの購入を迷っている人がいるかもしれません。(ほぼいないと思いますがw)
今ではPLENUE 2が出ていて、2.5mmバランス接続に対応しているため、PLENUE 2を買えばいい話なのですけどね。
ほとんどのDAPが2.5mmのバランス接続になっているので、3.5mm4極から2.5mm4極へ変換するケーブルを作りました。これで2.5mm4極のバランスケーブルを買ってもそのままバランス接続ができます!意外と簡単にできたので紹介しようと思います。
準備するもの
・3.5mm4極プラグ
・2.5mm4極メス
・好きな線材
・ハンダごて、ハンダ
・ホットボンド
これだけでできます。
作り方は簡単で、2.5mm4極のメスと3.5mm4極のプラグを買ってきてハンダ付けするだけです。電子工作のパーツが売ってあるお店に行けば数百円で購入できると思います。
ちなみに私はAliexpressで注文していました。10個セットで500円くらいでした。安い。Aliexpressは届くまでに時間がかかるのが難点ですが、気長に待てば安く買えるしプラグの品質も悪くなかったので良かったです。
本当はプラグも色々素材にこだわるべきなんでしょうけどこだわりだしたらキリがないので普通の金メッキプラグにしておきました。
実はこのケーブルを作っている途中にこんな変換プラグを見つけました。
しかし、この変換プラグ、PLENUE Sには使えません!
理由は詳しくは調べていませんが、おそらくPLENUE Sのバランス接続の極性が異なるためだと思います。
極性についてはこちらのページを参考にさせていただきました。
作り方としては3.5mm4極のプラグのL+,L-,R+,R-を2.5mm4極のメスに合うようにハンダ付けします。このときにハンダが他の部分に当たっていたりなどでショートしていると正しく音が鳴らないことがあるため、一度音を確認し正しくなっていたらホットボンドで固定すると良いと思います。
グルーガンはダイソーにも200円で売っています。ホットボンドの弾(固まったボンド)は100円なので324円でホットボンドが揃ってしまいます。いい時代になったものです。
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ちなみにグルーガンとホットボンドは上のようなものです。
グルーガンをコンセントに接続し、先端の金属部分を温めます。温まったらボンドを通し、ボンドを押すと溶けたボンドが出てきます。このボンドをハンダ付けした部分に流し、冷えて固まったらできあがりです。
完成!!
できました!
とりあえず、オヤイデの銀メッキ銅ケーブルと、オーグライン+Ptの2つ作りました。
この自作した変換ケーブル、線材によって若干音が違うので面白いです。
オーグライン+Ptの場合は低音の量は増え、質の良い低音が鳴ります。にも関わらず、高音は綺麗なまま。
銀メッキ銅ケーブルは銀メッキらしい煌びやかな高音です。低音はオーグライン+Ptと比べるとあまり出ません。
寝るときにバラードやピアノジャズを聴くときは銀メッキ銅変換ケーブル、ノリが良い曲、ロックやヘビメタなどを聴くときにはオーグライン+Pt変換ケーブル。と使い分けをしています。
この変換ケーブルを作るだけでもハンダ付けや極性の判別などいろんな事を学ぶことができたため、改めてPLENUE Sを買ってよかったなと思っています。