JVC HA-SW01 レビュー
1年ほど前に購入していたJVCのヘッドホンHA-SW01について軽くレビューしてみます。

HA-SW01はJVCがスピーカーなどに使用しているような木の素材を使っているヘッドホンで、WOOD40mmのウッドドーム振動板がドライバーユニットに使われており、パッドを外すとその振動板を確認することができます。
個人的にJVCのこのWOODシリーズのスピーカーの音が好きで、ヘッドホンも販売されていたのは店頭に試聴しにいくまで知りませんでした。

ドライバー内部の写真。
真ん中の明るい茶色の部分が木の振動版です。
購入に至ったキッカケ HD599と迷う
予算5万円程度で密閉型、開放型問わずに女性ボーカル中心に聞くことができるヘッドホンを探していました。このHA-SW01の存在は全く知らず、試聴しに行ったヨドバシカメラで購入しました。
最初はゼンハイザーのHD599を試聴して値段も安いし定番なのでこれでいいかなと思っていましたが、色々試聴していく中でHA-SW01の音が特徴的でいろんな曲を割と長時間じっくり試聴して買いました。
HD599はよくamazonでセールの対象になって定期的に安くなっているので、安くなった時に購入するのがオススメです。
HA-SW01の兄弟機にHA-SW02というヘッドホンがあるのですが、こちらとも最後まで迷いました。1年前に聞いたので細かい音は覚えていませんが、HA-SW02の方がどちらかと言えば万人受けする音だったと記憶しています。
音について
試聴環境
PC:M1 Mac mini
ソフト:Jriver Media Center 29
DAC:VMV SSL D2R
ヘッドホンアンプ: Cayin iHA-6
HA-SW01はHA-SW02と比べるとウッド感が強い特徴的な音で、一言で言うならボーカル中心で、音の感じは逆三角形的で低音は控えめ。中高音がよく出るヘッドホンだと思います。
木が振動板に使われていることもあってか音は丸みを帯びたような音でモニターヘッドホンとは対極にあるようなリスニング寄りの音です。音場もそこまで広い方ではありません。
なので解像度はモニターヘッドホンと比べると劣ってしまいます。
悪く言えば、音源によっては丸い音というのもあってポコポコした音に聞こえるかもしれません。
しかし、特に女性ボーカル専用と言って良いほどボーカルにフォーカスがあったような音が出ます。特に女性ボーカルの曲と相性が良く、私は他のヘッドホンで曲を聞いていても、定期的にHA-SW01に戻ってきます。
よく聞く女性ボーカル曲はFROZEN QUALIA(夢乃ゆきさん)や坂本真綾さんの曲ですが、このヘッドホンにしか出せない音を鳴らしてくれて個人的には良い音だと思っています。
もし、購入を考えている方は、万人受けする音ではないと思うので店頭などで試聴してから購入することをオススメします。
イヤーパッドで音が大きく変わる
何かの記事でYAXIのヘッドパッドに交換すると音が変わってこちらの方が好みだったという書き込みを読んだので注文して聞き比べてみました。
YAXIのイヤーパッドに変えると耳とドライバとの距離が離れるからなのか、音場が広くなった感覚があります。そして、イヤーパッドの素材の違いが影響しているのかキレのある低音が出るようになります。しかし、ボーカルは線が細くなったような気がするのでボーカル中心で音楽を楽しんでいる私としては付属のイヤーパッドの方が好みでした。
DENONのAH-D7200を愛用しているのですが、そちらの音に近づいたような感じです。
YAXIのイヤーパッドに変えるとボーカル中心のヘッドホンからバランスの良い万人受けする音に変わるため、イヤーパッドでかなり音の変化を楽しめる面白いヘッドホンでもあります。



